【暗視野照明のデメリット】

暗視野照明によって観察すると、微小構造の観察がしやすくなりますが、解像度自体が向上するわけではありませんので、注意が必要です。

さらに、高い開口数の対物レンズを用いての観察ができないのも、暗視野照明のデメリットです。

高い輝度の照明を使わなければ、ある程度以上の明るい像を得る事ができませんので、超高圧水銀ランプなどを用いての観察が行われることもあります。

なお、標本そのものに厚さがある場合には、暗視野照明での観察は適していません。