【まずアイポイントを見つける】

顕微鏡の倍率を下げた状態で、顕微鏡の照明を点け、接眼レンズの上に紙などを置いてみましょう。

すると接眼レンズから出た光が、紙に丸く映ります。

紙の位置を接眼レンズに近づけたり、遠ざけたりすると、丸の大きさが変わりますが、一番小さな丸になった位置がアイポイントです。

アイポイントを知ることは、接眼レンズを適切な幅に保つ「眼幅調整」の作業の前に行っておくことが大切です。

また、正しいアイポイントから観察を行うことで、ケラレがなく全視野を観察することができるようになります。