【電子顕微鏡のカラー画像はどう実現する?】
従来の電子顕微鏡は、カラー表示ができないことが当たり前でしたが、九州産業大の磯部教授らは、光学顕微鏡と電子顕微鏡で撮影した画像を組み合わせることで、カラー画像として表示することを実現しました。
この技術を、2018年までに実用化すべく「医療診断技術開発センター」が設立されています。
電子線が照射されても変質しない蛍光色素のさらなる強化など課題もありますが、センターの名称にもある通り、実用化されればがんの転移を早期発見できることなどのメリットが考えられています。