【見え方がおかしい場合は?】
顕微鏡を覗くと周辺視野が欠けて見える場合があり、この部分は「ケラレ」と呼ばれます。
ケラレの他にも、視野全体の明るさにムラが見えるような場合は、顕微鏡の光軸(光源→対物レンズ→観察者、という光の通り道)のどこかがズレていることになります。
この場合は、開口絞り、視野絞り、コンデンサを調整することで光軸のズレを調整する必要が出てきます。
なお、顕微鏡は人間の目を使う道具ですので、顕微鏡の見え方がおかしいという場合には、観察者の目が疲れているといった可能性もあることに、注意しておいてください。