【カビはマイクロスコープの大敵】
マイクロスコープのレンズにカビが生えると、試料を観察した際の「見やすさ」が徐々に衰えてくるだけではなく、観察結果にカビ自体が写りこんでしまうというトラブルも起こります。
また、カビを放置していると、カビが放出する酸が原因でレンズのコーティングがおかされてしまいます。
レンズ部分だけではなく、顕微鏡のその他の部分にもカビの悪影響が出ることもあります。
特に病院の病理部や生体試料を観察しているような部署では、試料を取り扱い汚れた手でマイクロスコープを触らざるを得ない場合もあるでしょう。
そのため、カビには注意しましょう。