私たちが学校の授業で馴染んできた顕微鏡は、肉眼では見えないものを拡大して観察する装置です。その用途は学校の授業はもちろんのこと、様々な分野の高度な研究にまで及んでいます。
ここでは光によって拡大像を作る光学顕微鏡の観察法を、4回に分けてご紹介していきます。
- ~第1回 透過・反射明視野観察法について~
- ~第2回 暗視野観察法の利用について~
光学顕微鏡の観察法 ~第1回 透過・反射明視野観察法について~
私たちが学校の授業で馴染んできた顕微鏡は、肉眼では見えないものを拡大して観察する装置です。その用途は学校の授業はもちろんのこと、様々な分野の高度な研究にまで及んでいます。 ここで...
続きを読む光学顕微鏡の観察法 ~第2回 暗視野観察法の利用について~
第2回 暗視野観察法 暗視野観察法とは、暗いなかに光が指して被写体だけが光る照明の当て方によるものです。 被写体のみが浮かび上がって観察できる観察方法です。 20世紀初頭に、...
続きを読む光学顕微鏡の観察法 ~第3回 落射照明観察法の利用について~
第3回 落射照明観察法 金属やセラミック材料などの光を透過しない被写体を観察する場合は、その照明の反射光を利用し観察いたします。その場合も、斜めからの照明では反射光がレンズに十...
続きを読む光学顕微鏡の観察法 ~第4回 位相差観察法の利用について~
第4回 位相差観察法 これまで紹介した透過・明視野、暗視野、落射の三つの観察方法は、光の当て方や角度を変える方法です。それに対して、光の波長を利用した観察方法が、位相差観察法に...
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