【「網膜色素変性症」などの治療に希望の光】
目の奥にあって、光を感知する大切な働きをする網膜は、なんらかの原因で傷がつくと再生することがでないため、「網膜色素変性症」などの治療は極めて困難な現状です。
そんななか、理化や住友化学などの研究グループが、ヒトの「胚性幹細胞(ES細胞)」から網膜組織をつくることに成功。
世界初の快挙は、6月14日付米科学誌「セル・ステム・セル」にて発表されました。
また、同じ万能細胞の「人工多能性幹細胞(IPS細胞)」からの網膜組織作製にも、期待が寄せられています。