【「LED(発光ダイオード)」と自然との共生の難しさ】
「東日本大震災」後、省エネ対策として注目される「LED(発光ダイオード)」ですが、ホタルの産卵や生育に悪影響を与えるものがあることが確認されています。
兵庫県佐用町では、2009年8月の県西・北部豪雨による河川周辺環境の変化と、昨年度設置されたLEDの防犯灯によりホタルの激減がみられ、住民から心配の声があがっています。
「ほたる保護条例」が制定された自然ゆたかな町ですが、照明による防犯対策はやむを得ないことであり、自然との共生の難しさが問われます。