【ウィスカ評価試験】

ウィスカ評価試験を行う際には、マイクロスコープが活躍します。

金属表面にメッキを行った場合、メッキ皮膜表面にひげ状の金属結晶が発生することがあり、この金属結晶を「ウィスカ (Whisker)」と呼びます。

ウィスカが発生しているのに放置してしまうと、たとえば電子機器の配線間に短絡回路が形成され、機器の不具合・故障などが起こることがあります。

特に、鉛の入っていない金属部品が使われることが増えた電子機器の世界では、ウィスカの発生が問題視されるようになり始めました。