【コノスコープ観察】

コノスコープ観察は、オルソスコープ観察とは逆に照明の開口数を大きくし、コンデンサとベルトランレンズを使います。

コンデンサレンズとベルトランレンズは、コノスコープ観察のときのみ使用されるため、光路から取り外しができる構造になっています。

コノスコープ観察では、オルソスコープ観察とは違って試料の形を見ることはできません。

試料を通過した光が干渉しあってできる干渉渦を観察することになり、試料の一軸性と二軸性の識別や、光軸角の測定をする際に役立つ観察方法です。