【デジタル画像の改ざんは検出できるのか?】
かつてフィルムカメラを使っていた時代とは異なり、デジタルカメラの登場によって、画像の改ざんが行われたかどうかがわかりにくい時代となりました。
しかし、合成された画像の場合は「陰影の出方が違う」「被写体と周囲のものの大きさがアンバランスである」といった矛盾が生じます。
画像そのものをマイクロスコープで観察・測定しこのような矛盾を指摘するという方法で、検出が可能なこともあります。
また、デジタル画像にはある程度の「ノイズ」が一緒に記録されてしまうので、ノイズの特性が不自然に変化していないかをチェックするといった検出方法も行われます。