【ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫】
ギムザ染色によって診断される悪性リンパ腫は、相対的に治癒する可能性が高いと言われる「ホジキンリンパ腫」と、全身に広がる可能性がより高い「非ホジキンリンパ腫」に分類されます。
日本の悪性リンパ腫の患者さんの10%程度がホジキンリンパ腫、90%程度が非ホジキンリンパ腫と言われており、その分類のためには腫れているリンパ節や腫瘤などの組織を採取し、顕微鏡で観察するという方法が必要になります。
ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫とも、顕微鏡を用いた観察によって、さらに数種類のリンパ腫に分類され、治療法の決定などが行われます。