【偏光フィルターとは?】
偏光フィルターを使うと、反射の強い標本(金属など)を観察する際にハレーションを抑えることができます。
そもそも光には、様々な方向性をもつ波が含まれているのですが、偏光フィルターを通して特定の方向にのみ振動する波だけを選び出すことができます。
そのため、偏光フィルターを使うことで、標本が反射する光の量を抑え、観察しやすい状況を作ることができるのです。
なお、画像処理ソフトの中には、ソフトウェアの側でハレーションを補正する機能を持つものもありますので、状況に応じて偏光フィルターを使うか、ソフトウェアの処理を期待するか検討するのが良いでしょう。