【偏光顕微鏡】

偏光顕微鏡とは、試料の偏光特性を観察するためのものです。

コンデンサ部と、対物レンズと接眼レンズ間、合計2か所に偏光板が設けられていることが特徴的です。

人間の目には偏光特性がないため、一般的な光学顕微鏡では試料の偏光特性を可視化して観察することはできませんが、偏光顕微鏡ならばそれが可能になります。

偏光顕微鏡を用いることで、試料の偏光特性が輝度や色の変化として映し出されるために、観察が可能となるのです。