【奈良時代後期に超新星爆発か太陽表面で巨大な爆発?】
年代測定の手がかりとして、炭素の放射性同位体「炭素14」による「炭素14年代測定法」が注目されています。
樹齢1900年を誇る鹿児島・屋久杉の750~820年に該当する年輪を調べたところ、奈良時代後期・775年に超新星爆発か太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性があることがわかりました。
炭素14は、超新星爆発や恒星表面の爆発によって発生する宇宙線量によって変化しますが、問題の775年は通常の20倍多く変化していたことから、なんらかの変化が推測されます。