【対物レンズの選び方】
顕微鏡の対物レンズを選ぶ際には、「倍率だけを大きくすればいい」というものではなく、開口数や液浸タイプなども考慮して選ぶ必要があります。
対物レンズの鏡胴面に様々な記号が書かれており、ここには対物レンズ選びの際に必要な情報が含まれています。
メーカー名、対物レンズの種類が表示されたその下には、「倍率」「開口数」が表示されています。
開口数とは、その対物レンズを用いて観察する際の分解能、焦点深度、像の明るさを決める非常に大事な要素で、開口数が大きくなると分解能が高く、明るい像を観察することができることになります。