【日本で初めての「磁界型電子顕微鏡」とは?】

そもそも電子顕微鏡は1931年(昭和6年)にドイツで試作されたものですが、その情報を手に入れた大阪帝国大学の菅田榮治助教授は1934年(昭和9年)から研究をスタートしています。

そして磁界レンズを用いた日本で初めての電子顕微鏡は1939年(昭和14年)に製作が行われました。

それから70年以上の時を経た2014年、日本は世界一の精度を持つ電子顕微鏡の開発に成功したのですが、やはり1号機を開発した人々の業績は非常にすばらしいと言えるでしょう。