【生物顕微鏡と金属顕微鏡】

顕微鏡は、その用途によって「生物顕微鏡」「金属顕微鏡」の2つに分類することができます。

生物顕微鏡は医学や生物学の分野で用いられるもので、生体組織を薄く切り取った標本や細胞、細菌などを観察するために使われます。

また金属顕微鏡とは、金属表面や半導体などを観察するためのものです。

この2つの顕微鏡で大きく違うのは照明の方法です。

生体標本とは違って、金属表面や半導体などは光を透過しませんので、金属顕微鏡は対物レンズと同じ側から照明することになります。