【視度調整】
視力は人によって違い、また同じ人の左右の眼にも資力の違いがあるため、「視度調整」という作業を行います。
接眼レンズには「視度調整環」があるのですが、これが左右の接眼レンズについている顕微鏡と、片側にしかついていない顕微鏡があります。
片側にしか視度調整環がついていない場合は、まず視度調整環のついていないほうの接眼レンズを通して適当な試料を観察しながら、粗動・微動ハンドルでピント合わせを行います。
その後、視度調整環がついているほうの接眼レンズを通して試料を観察し、ピントを合わせるという手順が必要です。