【近代双眼鏡とプリズム】

現在の双眼鏡の歴史のなかでも、19世紀末にドイツのアッペによってつくられた「近代双眼鏡」は特筆すべきです。

ガラスや水晶など透明な媒質で構成されているプリズムとは、光を分散・屈折させるなどの役目をもち、屈折率が異なる多面体のことです。

「分光用途」による分類のなかには「アッペプリズム」も入っています。

また、1854年にフランスのポロによってつくられた「プリズム式双眼鏡」の「ポロプリズム」は「光線の屈曲用途」による分類に入ります。

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