【非破壊検査とスンプ法】

たとえば、機械・装置などの異常がないかを確認するための検査を行う場合、金属や部品などを削ったり、取り出したりして観察することが不可能なケースもあります。

その時に役立つが、スンプ法による観察です。

点検・観察したい面を研磨、エッチング後にその部位をアセチルセルローズ膜に転写し、そのアセチルセルローズ膜を光学顕微鏡などで観察して、傷や劣化の有無について確認するのです。

この方法を使うと、非破壊検査の結果がその場でわかるというメリットもあります。