【LEDを使った夜空のモーリス信号に期待】
定年を目前に控え、長年の夢を叶えようとする男性がいます。
田中卓史さん(68)が率いる福岡工業大学の衛星開発チームは、この9月、宇宙に放出される小型衛星「にわか」を使って、夜空にモールス信号を発する予定です。
国際宇宙ステーションからロボットアームによって放出予定の「にわか」は、一辺約10cmの立方体・重さ約1.3kgという、文字通り超小型。
上下の面についている約82個のLEDは、光ると5~7等星くらいの明るさは双眼鏡でも確認できるといい、これがモーリス信号として活用されます。