2015年11月13日 / 最終更新日 : 2015年11月13日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非球面レンズ】 球面レンズをそのまま使用すると、ザイデルの5収差や色収差などが生じてしまいます。 そこで、非球面レンズというものが開発されました。 非球面レンズには、平面でも球面でもない曲面を含めた設計がなされており、球面レンズに比べる […]
2015年11月12日 / 最終更新日 : 2015年11月12日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ザイデルの5収差、補正するには?】 ザイデルの5収差は、それぞれの収差に合わせた補正方法があります。 たとえば、レンズが球面であることに由来する球面収差は、絞り込むことで収差補正を行うことや、レンズの中心部から端までの曲率を少し変化させた「非球面レンズ」と […]
2015年11月11日 / 最終更新日 : 2015年11月11日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【歪曲】 レンズを通して観察した像が、実際の観察対象と相似形になっていることが、理想的なレンズの条件です。 たとえば四角形のものは四角形に、三角形のものは三角形に映るということが理想なのですが、レンズを通した像が歪み、曲がってしま […]
2015年11月10日 / 最終更新日 : 2015年11月10日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【像面湾曲】 レンズを通して観察をするとしても、対象が平面である場合には、得られる像も平面となるのが理想的なのですが、レンズを通して得られた像が平面ではないように見えてしまうのが、像面湾曲と言われるものです。 また、中心部にピントを合 […]
2015年11月9日 / 最終更新日 : 2015年11月9日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非点収差】 凸レンズを使用している場合、特にレンズの端の方で縦線と横線の見え方が異なるようになります。 そして端の方に関しては、縦線がよく見えるようにピントを合わせると横線が見えづらく、横線にピントを合わせると縦線が見えづらいという […]
2015年11月6日 / 最終更新日 : 2015年11月6日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【コマ収差とは?】 コマ収差の「コマ」とは彗星という意味があり、複数の光源が散在するような場面を撮影した場合、点状の光が映るのが理想的なのですが、光が彗星のような形に流れた像となってしまうものです。 画角を持って入射した光は、レンズのどこを […]
2015年11月5日 / 最終更新日 : 2015年11月5日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【球面収差】 レンズが球面であるがために生じるのが「球面収差」と呼ばれるものです。 たとえば光軸上の1点を光源とする光は、レンズを通したとき1点に集束するのが理想ですが、実際には焦点に集束するのではなく、いくらかのばらつきが生じ、結果 […]
2015年11月4日 / 最終更新日 : 2015年11月4日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ルートヴィヒ・ザイデルとは?】 ルートヴィヒ・ザイデルは、ドイツで1821年に生まれ、その後ミュンヘン大学で学び、さらには教授となって活躍した数学者、光学者、天文学者です。 その研究業績の中でも、1856年に収差理論についての著書を出版し、収差理論の世 […]
2015年11月2日 / 最終更新日 : 2015年11月2日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ザイデルの5収差】 レンズに入る光が単色であった場合には、レンズの形状に起因する5つの収差が認められ、これは「ザイデルの5収差」と呼ばれます(ザイデル:ドイツの研究者)。 ザイデルの5収差は、球面収差、コマ収差、非点収差、像面湾曲、歪曲収差 […]
2015年10月30日 / 最終更新日 : 2015年10月30日 iwasawa マイクロスコープ情報 【収差とは?】 顕微鏡・マイクロスコープでの観察に必要不可欠なのが「レンズ」です。 その材質や形状は様々ですが、レンズを通して観察する上で、どうしても生じてしまうのが「理想的な結像」と、実際にできる像とのズレです。 この差異のことを「収 […]