2015年3月25日 / 最終更新日 : 2015年3月25日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【色収差と単色収差】 収差には大きく2つの種類があり、光の波長ごとに屈折率が異なるため、像の色ずれが起こるという形で現れるのが「色収差」と呼ばれるものです。 しかし、波長が同じ光だけがレンズを透過した場合でも、収差は生じます。 たとえばレンズ […]
2015年3月23日 / 最終更新日 : 2015年3月23日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ドーム照明の特徴】 ドームの内部で反射した間接光を試料に照射することで、直接光では観察しづらい部分を観察することができるのが、ドーム照明の特徴です。 たとえば缶の刻印などを観察したい場合は、直接照明を当ててしまうと刻印が観察しづらいのですが […]
2015年3月18日 / 最終更新日 : 2015年3月18日 iwasawa マイクロスコープ情報 【透過照明のメリット】 透過照明(バックライト)とは、マイクロスコープで観察する対象物の後側から照明を当てる方法です。 金属をはじめ、真上から光を当てての観察ではハレーションが起こりやすく、輪郭が不鮮明になる試料も透過照明を用いることで、輪郭を […]
2015年3月17日 / 最終更新日 : 2015年3月17日 iwasawa マイクロスコープ情報 【ローアングルリング照明とは?】 一般的なマイクロスコープで金属を観察することは不可能ではなく、かなり高い倍率を出すことができるマイクロスコープと同軸照明を利用して観察する方法があります。 金属組織を観察するには、金属顕微鏡を使う方法もあるのですが、金属 […]
2015年3月16日 / 最終更新日 : 2015年3月16日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【偏光観察法とは?】 偏光観察法は、明視野顕微鏡にポラライザ(偏光子)、アナライザ(検光子)の二つの偏光板を取り付けることで可能となります。 岩石や鉱物を観察する場合に使われてきた観察法で、偏光顕微鏡も「鉱物顕微鏡」「岩石顕微鏡」と呼ばれてい […]
2015年3月13日 / 最終更新日 : 2015年3月13日 iwasawa 未分類 【位相差顕微鏡のメリット】 位相差観察法は1930年代に発明されており、発明者のフリッツ・ゼルニケは1953年にノーベル物理学賞を受賞しています。 位相差観察法の発明により、生体組織や細胞構造などが生きたままで細部まで観察できるようになったため、生 […]
2015年3月13日 / 最終更新日 : 2015年3月13日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【暗視野観察のメリット】 暗視野観察は、暗視野コンデンサを用いることで可能になります。 暗視野コンデンサは、観察に使用する対物レンズの開口数より大きな開口数の照明を試料にあてるよう、工夫したコンデンサです。 暗視野観察を行えば、微小な生物試料を観 […]
2015年3月12日 / 最終更新日 : 2015年3月12日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【明視野観察と暗視野観察】 光学顕微鏡を光で照らして観察する方法で、試料が光を吸収するためにコントラストがつくことを利用して観察する方法です。 ただし、光の吸収率が低い試料を観察する場合には、コントラストの低い像しか得られないため、染色などを施すと […]
2015年3月11日 / 最終更新日 : 2015年3月11日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【金属顕微鏡と生物顕微鏡の違い】 金属顕微鏡は光を透過しない試料を観察するために使用するための構造を持っています。 たとえば対物レンズと同じ側に照明があること、標本を観察するにあたっては落射照明の光が反射され、その反射照明で標本を観察することになっており […]
2015年3月9日 / 最終更新日 : 2015年3月9日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【研磨とエッチング】 金属表面を観察するためには、試料を研磨したあと腐食させて、顕微鏡で観察しやすい状態に変えていくことが行われます。 粗研磨、事前精密研磨、精密研磨という手順が済んだ段階で、金属表面は鏡のようになっているため、そこにあたる光 […]