2016年5月2日 / 最終更新日 : 2016年5月2日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【多光子励起顕微鏡】 生命科学や医学の分野で重要なことは、観察対象となる細胞・組織を生きたまま観察することです。 たとえば、脳には光を散乱する性質があるため、深部の観察が難しいとされてきました。 しかし、多光子励起顕微鏡の登場により、今後はそ […]
2016年4月28日 / 最終更新日 : 2016年4月28日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【レーザー走査顕微鏡の特徴】 レーザー走査顕微鏡は、焦点を合わせた部分以外から得られる光を排除して、画像に必要なデータを得るという性質があり、厚みのある試料でも鮮明な3D画像が得られます。 観察時の条件にもよりますが、一般的な光学顕微鏡に比べて1.3 […]
2016年4月27日 / 最終更新日 : 2016年4月27日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【レーザー走査顕微鏡】 光学顕微鏡の中でもレーザー走査顕微鏡は、新しく開発されたものです。 レーザー走査顕微鏡はレーザー光スポットで試料を走査しながら透過光や後方散乱光の強度を検出する方法で試料の像を描き出す仕組みのものです。 そもそも、レーザ […]
2016年4月26日 / 最終更新日 : 2016年4月26日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【走査型近接場光顕微鏡から生まれた顕微鏡】 走査型近接場光顕微鏡は1928年にイギリスで考案され、1984年には実用的なモデルが開発され、その後の発展を遂げてきました。 試料に金属箔蒸着などの操作を行わず、非破壊的に観察できることなどのメリットがありますが、走査型 […]
2016年4月25日 / 最終更新日 : 2016年4月25日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【走査型近接場光顕微鏡】 走査型近接場光顕微鏡は、物質の表面を非常に薄く取り巻く「近接場光(エバネッセント光)」を利用して試料を観察します。 近接場光(エバネッセント光)は、空間中を伝わらずに途中で消え去る、という性質を持っており、走査型近接場光 […]
2016年4月22日 / 最終更新日 : 2016年4月22日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【原子間力顕微鏡の特徴】 原子間力顕微鏡は、カンチレバーの先端に取り付けた探針で試料表面をなぞる、あるいは試料表面と一定の距離を保った状態で走査する、といった方法で試料を観察します。 原子間力はあらゆる物質の間で働く力であるため、原子間力顕微鏡は […]
2016年4月21日 / 最終更新日 : 2016年4月21日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【原子間力顕微鏡(AFM)】 原子間力顕微鏡(AFM)は、走査型プローブ顕微鏡の一種であり、探針を試料に近づけ、探針と試料の間に働く原子間力を検出することで、試料を観察する仕組みのものです。 走査型トンネル顕微鏡はトンネル電流を利用して試料を観察する […]
2016年4月20日 / 最終更新日 : 2016年4月20日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【走査型トンネル顕微鏡(STM)】 走査型トンネル顕微鏡(STM)は走査型プローブ顕微鏡の一種で、非常に小さな探針を試料に近づけ、探針と試料の間で流れる「トンネル電流」を検出することで、試料表面の状態を観察するものです。 トンネル電流とは、先端のとがった金 […]
2016年4月19日 / 最終更新日 : 2016年4月19日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【走査型プローブ顕微鏡の特徴】 走査型プローブ顕微鏡の特徴は高い分解能を持ち、一定の条件と試料に対しては原子・分子レベルの分解能を発揮すること、そして拡大能力では透過型電子顕微鏡に並ぶということが大きな特徴です。 電子顕微鏡とは違い真空という環境下でな […]
2016年4月18日 / 最終更新日 : 2016年4月18日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【走査型プローブ顕微鏡】 顕微鏡の中で、「探針」と呼ばれる器具を使って観察対象となる物質の表面を観察するタイプのものを走査型プローブ顕微鏡と呼びます。 光学顕微鏡に比べて空間分解能が高く、一定の条件が揃えば原子・分子レベルの分解能を発揮すること、 […]