2015年9月9日 / 最終更新日 : 2015年9月9日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【透過照明】 マイクロスコープで観察する際、試料の背後から光を当て、試料からの透過光や影などを観測する方法を「透過照明」「バックライト」と呼びます。 たとえば透明な試料を透過照明で観察すると、内部の欠陥を見つけることができます。 また […]
2015年4月27日 / 最終更新日 : 2015年4月27日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【位相差観察とは?】 無色透明な試料を観察するために役立つのが、位相差観察法と呼ばれる方法で、このような試料は「位相物体」と呼ばれています。 「位相差」という言葉が使われるのは、照明光が無色透明の試料を通過する際に回折した光と、照明の直接光と […]
2015年4月23日 / 最終更新日 : 2015年4月23日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【複屈折イメージング偏光顕微鏡】 偏光顕微鏡で観察を行う際には、アナライザー(対物レンズの後ろに置く偏光板)を回転させることで、観察しやすい像を得なければなりません。 このような負担を解消すべく複屈折イメージング偏光顕微鏡が開発されました。 電子的に制御 […]
2015年4月21日 / 最終更新日 : 2015年4月21日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ハレーション防止アダプタ】 ハレーションとは、たとえば金属を観察するとき強い反射光の影響で、白くにじんだ像が映し出されてしまう現象のことを言います。 ハレーションを防ぐために、マイクロスコープのレンズにハレーション防止アダプタを取りつけると、指向性 […]
2015年4月16日 / 最終更新日 : 2015年4月16日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【画像走査とは?】 デジタルマイクロスコープで撮影した画像は、ディスプレイに表示して観察することができます。 マイクロスコープで撮影された画像は、「走査線」と呼ばれる横長の線に細かく分割された上で、1つの走査線ごとにモニタに送信されます。 […]
2015年4月15日 / 最終更新日 : 2015年4月15日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【階調、階調数】 階調(グラデーション)は、「ある色の濃淡の変化」を指す言葉です。 たとえば「白、黒」の間には「灰色」が存在しますが、「白、灰色、黒」と推移していく様子をどのくらいの段階として表すのかを「階調数」という数値で表現します。 […]
2015年4月14日 / 最終更新日 : 2015年4月14日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ダイナミックレンジ】 人間の目とカメラの違いの1つに「ダイナミックレンジの大きさ」があります。 カメラは、暗すぎるところでは撮影対象をきちんと写す事ができませんし、明るすぎるところでは、撮影対象が白く映ってしまい(白とび)ます。 画面が黒くつ […]
2015年3月30日 / 最終更新日 : 2015年3月30日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【カバーガラスの選び方・扱い方】 カバーガラスを選ぶ際は、対物レンズの鏡胴面に最適な厚さが示されていますので、その厚さにあわせたものを選ぶと良いでしょう。 また、プレパラートには観察のためだけに作る一時プレパラート、数年は保存できる半永久プレパラート、1 […]
2015年3月27日 / 最終更新日 : 2015年3月27日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【補正環の役割とは?】 日本工業規格が規定しているカバーガラスの厚さは、「No.1=0.12~0.17」「No.1-S=0.15~0.18」と規定されており、幅があります。 その一方で対物レンズは、カバーガラスの厚さにあわせてその場で設計を変え […]
2015年3月26日 / 最終更新日 : 2015年3月26日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【カバーガラスと収差】 プレパラートを作って顕微鏡で観察をする場合、カバーガラスを通して試料を観察することになり、カバーガラスが「試料観察の邪魔にならない」ということが非常に大切です。 カバーガラスを通って対物レンズに入る光は、カバーガラスを出 […]