2016年6月9日 / 最終更新日 : 2016年6月9日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【浸液と開口数】 対物レンズの開口数を大きくするためには、対物レンズとカバーガラスの間に浸液を入れるという方法があります。 このような使用方法ができるレンズのことを液浸対物レンズと呼びます。 浸液の種類としては水やオイルがあり、それに合わ […]
2016年6月8日 / 最終更新日 : 2016年6月8日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【開口数とは?】 対物レンズの開口数は、大きければ大きいほど、得られる像が明るくなります(同じ倍率の対物レンズであることが前提)。 対物レンズが同じ倍率のとき、また開口数が大きければ大きいほど分解能が高いとも言えます。 開口数が大きい方が […]
2016年6月7日 / 最終更新日 : 2016年6月7日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【収差を補正したレンズ】 対物レンズには収差を補正したものもあり、収差の補正状況やそのレベルによって様々な種類に分類されます。 たとえばアプラナートと呼ばれた場合「球面収差とコマ収差を解消している状態」を表します。 「球面収差とコマ収差と非点収差 […]
2016年6月6日 / 最終更新日 : 2016年6月6日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【対物レンズと収差】 レンズを通して観察する以上は、収差の問題が起こります。 対物レンズも例外ではなく、収差は生じるのですが、様々な方法とレベルで収差補正を行い、できるだけ収差を抑えるという方法がとられていいます。 またプレパラートにカバーガ […]
2016年6月3日 / 最終更新日 : 2016年6月3日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【対物レンズの選び方】 顕微鏡の対物レンズを選ぶ際には、「倍率だけを大きくすればいい」というものではなく、開口数や液浸タイプなども考慮して選ぶ必要があります。 対物レンズの鏡胴面に様々な記号が書かれており、ここには対物レンズ選びの際に必要な情報 […]
2016年5月26日 / 最終更新日 : 2016年5月26日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非球面レンズが普及した理由】 非球面レンズは、その曲面を作り上げるために高い技術と、職人の労力がかかってしまうという理由で、大量生産ができない時代がありました。 しかし現在では「ガラスを溶かし、金型に流しいれてプレスする」「プラスチックレンズを利用す […]
2016年5月25日 / 最終更新日 : 2016年5月25日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非球面レンズ】 非球面レンズとは、平面でも球面でもない曲面を含むレンズのことで、球面レンズに比べて様々な収差を補正することができます。 球面ではない曲面としては、円筒面、トーリック面、対称非球面、非対称非球面等が使われます。 レンズの片 […]
2016年5月24日 / 最終更新日 : 2016年5月24日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【タブレットとは?】 球面収差を解消するために役立つ「タブレット」とは、2枚のレンズを1組として構成されたものです。 2枚のレンズが離れたタイプと、接合・接着したタイプのものがあります。 球面収差を抑えるために使われるのは、凸レンズと凹レンズ […]
2016年5月23日 / 最終更新日 : 2016年5月23日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【球面収差の補正について】 レンズを通して観察を行うと、様々な収差が現れてしまいますが、特に球面収差はすべての収差のもとになってしまう可能性があり、できる限り補正しなければなりません。 球面収差はレンズが球面であることが原因で生じる収差なので、凸レ […]
2016年5月20日 / 最終更新日 : 2016年5月20日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【球面収差】 球面レンズを用いた場合、光軸上の1点から出た光は、レンズを通して1点に集まるのが理想です。 しかし、光軸上でも光が1点に集まらずに、像がぼやけてしまうのが球面収差です。 球面収差はレンズの有効径が大きくなると、光が1点に […]