2015年11月18日 / 最終更新日 : 2015年11月18日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【倍率色収差】 異なる波長の成分が含まれた光がレンズを透過する際、斜めに光が入るということもあります。 その場合、波長ごとに異なる屈折率の違いは、倍率の違いとなり、色ごとに少しずつ異なる倍率の像が結ばれることになります。 レンズを通して […]
2015年11月17日 / 最終更新日 : 2015年11月17日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【軸上色収差】 色収差には大きくわけて2つの種類があり、その1つが軸上色収差です。 レンズを通過する光は、色ごとにわずかずつ屈折率が違うため、像を結ぶ位置が色ごとに前後にずれる現象が起こります。 これを軸上色収差、あるいは縦色収差と呼び […]
2015年11月16日 / 最終更新日 : 2015年11月16日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【色収差】 ザイデルの5収差は、単一の波長しかもたない光がレンズを透過した場合でも、レンズが球面であることを理由として起こってしまう収差です。 私達が顕微鏡を覗く場合には、様々な波長を含む光を使って観察を行います。 そして、レンズを […]
2015年11月13日 / 最終更新日 : 2015年11月13日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非球面レンズ】 球面レンズをそのまま使用すると、ザイデルの5収差や色収差などが生じてしまいます。 そこで、非球面レンズというものが開発されました。 非球面レンズには、平面でも球面でもない曲面を含めた設計がなされており、球面レンズに比べる […]
2015年11月12日 / 最終更新日 : 2015年11月12日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【ザイデルの5収差、補正するには?】 ザイデルの5収差は、それぞれの収差に合わせた補正方法があります。 たとえば、レンズが球面であることに由来する球面収差は、絞り込むことで収差補正を行うことや、レンズの中心部から端までの曲率を少し変化させた「非球面レンズ」と […]
2015年11月11日 / 最終更新日 : 2015年11月11日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【歪曲】 レンズを通して観察した像が、実際の観察対象と相似形になっていることが、理想的なレンズの条件です。 たとえば四角形のものは四角形に、三角形のものは三角形に映るということが理想なのですが、レンズを通した像が歪み、曲がってしま […]
2015年11月10日 / 最終更新日 : 2015年11月10日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【像面湾曲】 レンズを通して観察をするとしても、対象が平面である場合には、得られる像も平面となるのが理想的なのですが、レンズを通して得られた像が平面ではないように見えてしまうのが、像面湾曲と言われるものです。 また、中心部にピントを合 […]
2015年11月9日 / 最終更新日 : 2015年11月9日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【非点収差】 凸レンズを使用している場合、特にレンズの端の方で縦線と横線の見え方が異なるようになります。 そして端の方に関しては、縦線がよく見えるようにピントを合わせると横線が見えづらく、横線にピントを合わせると縦線が見えづらいという […]
2015年11月6日 / 最終更新日 : 2015年11月6日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【コマ収差とは?】 コマ収差の「コマ」とは彗星という意味があり、複数の光源が散在するような場面を撮影した場合、点状の光が映るのが理想的なのですが、光が彗星のような形に流れた像となってしまうものです。 画角を持って入射した光は、レンズのどこを […]
2015年11月5日 / 最終更新日 : 2015年11月5日 iwasawa 光学用語の基礎知識 【球面収差】 レンズが球面であるがために生じるのが「球面収差」と呼ばれるものです。 たとえば光軸上の1点を光源とする光は、レンズを通したとき1点に集束するのが理想ですが、実際には焦点に集束するのではなく、いくらかのばらつきが生じ、結果 […]