2014年2月5日 / 最終更新日 : 2014年2月5日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【光学顕微鏡とミクロトーム】 光学顕微鏡で観察する試料をミクロトームで切り出す場合には、鋼鉄製の刃が使用されることが多いです。 回転式ミクロトームは、刃が固定されていて、ハンドルを回転させて試料を動かして切り出すタイプ、逆に試料が固定されていて刃を動 […]
2014年2月3日 / 最終更新日 : 2014年2月3日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【包埋とは?】 【包埋とは?】 光学顕微鏡で標本を観察する際、試料を薄切りにしてプレパラートを作成し、観察する方法があります。 しかし、試料が柔らかい場合(水分を多量に含む場合など)は、試料を固定して形態を保てるようにするとともに、パラ […]
2014年1月31日 / 最終更新日 : 2014年1月31日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【プラスティネーションと類似の技術】 1978年にプラスティネーションの技術が発表されるまでにも、プラスティネーションに似た技術が使われていました。 パラフィン切片法やセロイジン切片法と呼ばれる方法は、昔から使われている方法ですし、透過型電子顕微鏡での観察の […]
2014年1月30日 / 最終更新日 : 2014年1月30日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【プラスティネーションとは?】 もともと生きていたものを標本として観察したい場合は、細胞や組織をそのままにしておくと腐敗が進むことになります。 そこで、標本に含まれる水分や脂肪分を合成樹脂に置き換えることで、細胞組織などの構成をほぼ保ったままの状態で、 […]
2014年1月29日 / 最終更新日 : 2014年1月29日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【固定と人工産物】 固定を行うことの注意点は、ホルムアルデヒドやエタノールなど様々な化学物質を加えたり、熱や圧力で標本の状態を変化させるため、「人工産物」を生じる可能性があるということです。 このため「標本を観察しているときに見つかったもの […]
2014年1月28日 / 最終更新日 : 2014年1月28日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【固定の手法】 観察する対象物を固定するための方法として、主に浸漬法と潅流法の2つがあります。 浸漬法は固定液の中に、対象物を漬けておく方法であり、固定液は対象物の体積の20倍以上が必要とされています。 この方法は様々な対象物に使えるも […]
2014年1月27日 / 最終更新日 : 2014年1月27日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【析出固定とは?】 析出固定とは、種々のアルコール、酢酸、アセトンなどを用いて、標本に含まれるたんぱく質の溶解度を減少させるとともに、疏水結合を破壊することで標本を固定する方法です。 アルコールを用いることで、組織が収縮してしまうことがあり […]
2014年1月24日 / 最終更新日 : 2014年1月24日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【架橋固定に使われる薬品とは?】 架橋固定によく使われる薬品は「アルデヒド」に分類されるもので、ホルムアルデヒド(ホルマリン)は非常に有名です。 またホルムアルデヒドに比べて、より遠くにあるたんぱく質の間を架橋することができ、固定する力が強いのがグルタル […]
2014年1月23日 / 最終更新日 : 2014年1月23日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【架橋固定とは?】 生体標本を固定するためには、生体に含まれる酵素がそれ以上働かないようにして、腐敗などの変化を抑える必要があります。 また、ゲルやゾルの状態にある物質を、固体にすることで、組織の形が変わらないようにすることができます。 こ […]
2014年1月21日 / 最終更新日 : 2014年1月21日 iwasawa 光学顕微鏡・顕微鏡情報 【標本の固定とは?】 生物の細胞や組織を顕微鏡で観察したい場合、注意しなければならないのが「時間の経過とともに、標本が変質(腐敗など)する」ということです。 このような変化をできるだけ防ぐための処理を「標本の固定」と呼びます。 固定には、ホル […]